きつい?女性のプログラマーって実際どうなん?

最近、女性のプログラマーが増えていると思います。

アラフォー(年齢不詳)の私が25歳で初めてプログラマーとして人生踏み出した時は、正直女性プログラマーなんて「紅一点!」

そのためか、就職などでも少し目立って有利だったりしましたが、完全な男性社会の業界で、戸惑うことも多かったです。

でも、長期的に見て、経済的に余裕をもっていきていくには、やっぱりプログラマーは女性にとってメリットが高いと思います!(断言)

そこで、実際にこのIT業界で20年近く頑張ってきた私が、「女性プログラマーってどうなん?」という視点から、女性プログラマーにまつわる「よくある質問」に答えていきたいと思います!

Q1) 女性は感情の生き物。非論理的だからSEやプログラマーに向いていないのでは?

答えは、Noooooooo! 
確かなこととして言えるのは、次の2つです。

  1. 向いているか向いていないかについて、性別は全く関係ない。
  2. 確かに「向いている」かどうかの区別がある。向いている人、いない人がいる。

向いているかどうかは、頭の使い方、性格の部分がかなり関係してくると思いますが、性別は関係ないです。
女性ですごく向いている人もたくさん知っていますし、男性で向いていない人もいます。

また、訓練によって自分を変えて「向いている自分」になることも可能です。

「向いている」かどうかのポイントは、また別ページで深堀りします♪

Q2) プログラマーで一生食べて行けるか?いわゆる「手に職」の観点

答えは、イエス!
女性にとって職業として魅力的かどうかは、次の3つの根拠があります。

1.IT業界の人手不足

女性にとってもプログラマーとして続けやすい理由の一つとして、IT業界全体での人材不足があります。プログラマーとしての求人が多ければ、就職・転職もしやすいですし、給与等の待遇面も期待できます。

2.女性特有のライフステージに合わせた働き易さ

女性は、結婚・出産・育児休暇などで職場を離れることも人によってはありますが、「キャリアを諦める」なんて心配は全く無いです。
ご自身のスキル・経験にもよりますが、貴重なIT人材としてすぐに復帰することが可能です。

今では、フリーランスの求人サイトも発達していて、子育て中にスポット&在宅で作業したり、子供が大きくなってからは、3ヶ月~半年間プロジェクトに参画して働いて、その後数ヶ月ゆっくり休んで、なんて生活ができてしまいます。

3.性別や年齢による待遇差があまり無い

他の業界(特にお硬い職業)では、年功序列だったり、男女によって昇進や発言力、昇給差があったりしますが、IT業界では実力主義が浸透していると思います。

私の感覚値ですが、だいたい「3日で実力が分かります。」

まだまだ訓練が必要な経験浅い方は、プロジェクトに参画して最初の環境構築の時からつまづいています。

他方、プログラミングが得意でスイスイ作業が進んでしまう人は、すぐに分かります。

以前参画していたあるIT企業では、「Aさん工数」といって、彼の作業は人の2,3倍速いため、特別なスケジュールの単位が設けられていました。社内あるいはそのシステムが関連している業界全体でかなり目立つ存在になっていました。

そういった意味で、確かなスキルを積み上げていけば、末永く仕事に困ることはなく、面白いプロジェクトをフリーランスとして選びながら、やりたい事もやりつつ楽しく生きていけます。