日本政策金融公庫に融資を申し込んでも、2020年5月現在、実行までに2ヶ月以上の時間がかかってしまうようです。
他方、信用保証協会の保証つき融資であれば、1ヶ月程度で振り込みされているようです。
これから、素早い資金調達をしようと思った場合、付き合いのある金融機関に申し込むのが必要になってくるのではないかと思います。
もっとも、そういった金融機関がない」という中小企業もたくさんあるかと思います。普段、借り入れなどまったく行う必要がなく、今回コロナの影響でそのような状況に追い込まれている事業者さんです。
通常、金融機関は、「貸して欲しい」と言ってくる中小企業の新規融資は、あまりやりたがりません。
お金に困っている状況のため、貸し倒れになる可能性が高いからです。
したがって、付き合いのある金融機関のない中小企業は、迅速に資金調達を行うことが難しい状況です。
しかし、資金繰りに苦労している中小企業に対して、積極的に新規融資取引を積極的に行おうとしている金融機関もわずかながら存在します。
地方の信用金庫などは、その可能性が高いです。政策金融公庫と併せて、地方の小さめな銀行にあたってみることが非常に重要です。